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自動平版打抜機〈カートンマスター〉とは
カートンマスター(トムソン)とは、紙器や段ボールシートなどに対して、木型を用いて正確に打抜く装置で、A式、B式、C式、N式、パットなど多様な形状の製造が可能です。
主な機能と役割
- 打抜き加工(ダイカット) あらかじめ設計された抜き型を使い、用紙やシートに対して正確な形状を切り出します。折り罫線の加工や窓抜き、パンチ穴あけなども対応可能です。
- 自動給紙・位置合わせ 紙または段ボールシートを1枚ずつ自動搬送し、位置を微調整して正確に打抜きを行います。
- 排紙・積載 打ち抜かれた製品を整列・排出し、後工程(貼り・検品)へスムーズに引き渡せるようにします。
特徴とメリット
- 高い精度と安定性 1枚ごとの位置ズレを防ぎ、均一な仕上がりを実現します。
- 大量生産に対応 高い生産スピードと自動処理によって、月産数十万単位の製品加工にも適応可能です。
- 多様な素材に対応 段ボール・厚紙・コート紙・特殊紙など、素材に応じた圧力と加工が可能です。当社では段ボールのE、B、A、ABフルートの仕様となります。
- 生産ラインの効率化 前後の設備(プリンター、フォルダーグルアー等)と連携しやすく、工場全体の自動化に寄与します。
