FFG(フレキソフォルダーグルアー)は段ボール箱を作成する機械でA式に関しては、この機械で印刷から成型し結束、パレット積み付けまで、すべて1ラインでおこないます。
印刷は専用の印版(凸版)を使用し水性インキで印刷をおこないます。大きいサイズから小さいサイズまで多種多様なサイズに対応できるように2ライン用意しています。
目次
主な工程(1台で完結)
- フレキソ印刷 水性インキを使ったフレキソ印刷方式で、段ボールシートへ印刷を行います。
- スロッター加工 箱のフラップ(フタ部分)の折れ目やカット(スリット)を入れる工程です。
- フォルダー加工 箱の形状に合わせてシートを折り込む工程です。
- グルアー(糊付け) 接着剤を使って箱の側面を貼り合わせ、組み立て可能な形状に仕上げます。
- カウンター・スタッカー(自動排出) 完成した箱を整列・カウントし、一定数ごとに排出・積み重ねを行います。
特徴とメリット
- 一貫自動処理で生産効率が非常に高い(1分間数百枚の処理も可能)
- 印刷〜糊付けまで1台で完結するため省スペース化に貢献
- インライン化による人件費削減と品質の安定
- 短納期・大量生産に強く、印刷も高精度
- 複数サイズや仕様に対応できる多機能型も存在
主な使用業界
- 段ボール製函メーカー
- 食品・日用品・工業製品の梱包箱メーカー
- EC・物流関連業界での段ボール需要に対応
